インスタント食品が薬膳料理に変身|おうちで楽々アレンジ術

ONIGIRI
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こんにちは。薬膳漢方マイスターのおにぎりです

忙しい毎日、つい手軽なインスタント食品ばかり頼ってしまうこと、誰にでもありますよね。

でも、ちょっとした工夫でインスタントも健康的に楽しめるとしたら、

試してみたくなりませんか。

そこでおすすめなのが、“ちょい足し薬膳術”。漢方の知恵を取り入れ、

簡単なアレンジを加えるだけで、普段のインスタント食品が一変!

本記事では、インスタント食品を活用した食品別おすすめアレンジレシピや、

忙しい人でも続けやすいコツなどをご紹介。 

ちょい足し薬膳術で「簡単で続けやすい、でもなんだかいつもより体にいい」

そんな新しいインスタント食品の楽しみ方、始めてみませんか?

1:ちょい足し薬膳のオススメ食材

薬膳は、「食は薬なり」という理念に基づいています。

つまり、食材の持つ特性や効能を理解し、

それを活かして体のバランスを整えることを目指すと言う事です。

ここでは、薬膳の4つの視点からちょい足し薬膳食材をご紹介します。

インスタント食品にどんな食材をプラスするといいのかの参考にしてください。

薬膳というと特別な材料が必要と思われがちですが、

日常的に手に入る食材で簡単に実践できますのでご安心を!

温める

「温める」作用を持つ食材は、体を内側から温め、血行を促進します。

  • ショウガ / 体を温める代表的な食材で、気血の巡りを改善します。
  • シナモン / 温め効果が高く、冷え性や胃腸を整える作用があります。
  • 赤唐辛子 / 発汗を促し、体を温める効果があります。

◎ポイント=スープや煮込み料理に活用すると、より効果的かつ美味しく摂取できます。

潤す

体を「潤す」作用を持つ食材は体内の水分を補い、肌や粘膜を保護します。

  • 白木耳 / 美肌効果があり、喉や肺の乾燥を防ぎます。
  • ハチミツ / 優れた保湿効果があり、喉のケアやエネルギー補給に役立ちます。
  • ゴマ / 肌を潤し、内側から体を整える作用があります。

◎ポイント=デザートやスムージー、さっぱりした煮物などで楽しむと良いでしょう。

巡らせる

「巡らせる」作用の食材は、体の気血の流れを良くし、ストレスや疲労を和らげる。

  • 黒きくらげ / 血液を補い、気血の循環を助けます。
  • クコの実 / 気力を補い、巡りを促進する作用があります。
  • ナツメ / 血を補い、体の活力を高める働きがあります。

◎ポイント=炒め物やサラダ、健康茶の材料として取り入れるのが良い方法です。

補う

「補う」作用を持つ食材は、体に必要な栄養を補給し、体力を回復させます。

  • 長ネギ /疲労回復や免疫力向上、血行促進効果があります。
  • 山芋 /胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける効果があります。

◎ポイント=パスタ、スープ、デザートやスムージーなどが良いでしょう。

自分の体調の状態を把握して、必要と思われる食材を

普段の食事にちょい足ししてみてください。

2:インスタント食品、ちょい足し薬膳アイデアレシピ

ここでは、簡単に作れるインスタント食品を用いた薬膳アレンジレシピをご紹介します。

この方法を使えば、自宅で手軽に健康的な食事を楽しむことができます。

1)インスタントお粥+クコの実=疲労回復

クコの実を数粒加えるだけで、ビタミン豊富な薬膳お粥に早変わり。

疲れが溜まっているときに最適です。

2)インスタントお粥+松の実=滋養強壮

松の実は滋養強壮の効果があり、わずかに加えるだけで健康効果を向上させます。

3)インスタントラーメン+生姜+ネギ=温め効果アップ

生姜やネギを少量加えることで体を温め、消化を助ける効果が期待できます。

4)インスタントラーメン+黒ゴマ=アンチエイジング

黒ゴマは抗酸化作用があり、美容と健康をサポートする食材です。

すりゴマとしてスープに加えると香ばしさも引き立ちます。

5)コーンスープ+蒸し大豆:胃腸を整える

適量の蒸し大豆を加えると栄養価に高いスープに早変わり。

コーンスープの甘みと大豆のほのかな風味が絶妙

6)トマトスープ+乾燥バジル=免疫力の向上

乾燥バジルを少々加えよく混ぜると、健康効果を高める一品に。

バジル特有の香り成分がスープに爽やかな風味を加え食欲を刺激します。

7)和風スープ+ナツメ=血液循環改善

ナツメを細かく刻んでスープに入れると、血液循環を助ける効果が期待できます。

甘みも加わり、味のアクセントになります。

8)しじみ味噌汁+豆苗=肝機能を元気にする

適当な長さに切った豆苗を味噌汁が温かいうちに加えます。

しじみと味噌の風味が豆苗の爽やかさと絶妙に調和します。

9)あさり味噌汁+すりおろし生姜=代謝促進と腸内環境改善

好みの量のすりおろし生姜を加え軽く混ぜる。

あさりと味噌の風味が生姜の香りと調和し、心地よい温かさが楽しめます。

インスタント食品をベースに薬膳アレンジする一番の魅力は、

「とにかく簡単」で「継続しやすい」点です。

一手間かけるだけで、普段のインスタント食品も身体にやさしい食事へと

アップデートできるのが嬉しいポイントです。

手軽さと美味しさ、どちらも叶えられるため、

忙しい日にも無理なく薬膳を取り入れられます。

3:ちょい足し薬膳でインスタント食品を楽しむコツ

インスタント食品を使った「ちょい足し薬膳」で、

手軽に栄養価をアップさせるコツです。

以下の基本的なコツを参考にして、インスタント食品を楽しんでみてください。

【ストックしやすい食材の利用】

干ししいたけや乾燥大豆などの乾物や缶詰を利用すると手軽にうま味と栄養アップ。

【野菜をプラス】

ほうれん草、小松菜など葉物野菜や、人参や大根など根菜を加えて食感と栄養がアップ。

【スパイスやハーブの利用】

生姜やにんにく、ナツメグ、バジルを加えて味に深みを与え、食欲増進。

【発酵食品をプラス】

納豆やキムチを加えることで、腸内環境を整える効果があり。

【盛りつけ】

ネギや香菜を使用して仕上げに彩りを意識してトッピングを行う。

【遊び心】

「今日は何を足そう?」と楽しむ気持ちが大切。

インスタント食品を、ただの時短食品としてだけではなく、

薬膳の考えをちょっとたして健康を保つために役立つ料理の一つにしてみてください。

4:まとめ インスタント食品、おうちで楽々薬膳アレンジ

インスタント食品を使用したアレンジ薬膳レシピは、

忙しい現代人にとって非常に魅力的な選択肢です。

手軽に家で楽しめるインスタント食品に、体に優しい薬膳の要素を

取り入れることで健康を意識した食事が実現します。

薬膳の4つの視点からちょい足し食材

温める

  • ショウガ / 体を温める代表的な食材で、気血の巡りを改善します。
  • シナモン / 温め効果が高く、冷え性や胃腸を整える作用があります。
  • 赤唐辛子 / 発汗を促し、体を温める効果があります。

潤す

  • 白木耳 / 美肌効果があり、喉や肺の乾燥を防ぎます。
  • ハチミツ / 優れた保湿効果があり、喉のケアやエネルギー補給に役立ちます。
  • ゴマ / 肌を潤し、内側から体を整える作用があります。

巡らせる

  • 黒きくらげ / 血液を補い、気血の循環を助けます。
  • クコの実 / 気力を補い、巡りを促進する作用があります。
  • ナツメ / 血を補い、体の活力を高める働きがあります。

補う

  • 長ネギ /疲労回復や免疫力向上、血行促進効果があります。
  • 山芋 /胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける効果があります

インスタント食品ちょい足し薬膳レシピ

  1. インスタントお粥+クコの実=疲労回復
  2. インスタントお粥+松の実=滋養強壮
  3. インスタントラーメン+生姜+ネギ=温め効果アップ
  4. インスタントラーメン+黒ゴマ=アンチエイジング
  5. コーンスープ+蒸し大豆:胃腸を整える
  6. トマトスープ+乾燥バジル=免疫力の向上
  7. 和風スープ+ナツメ=血液循環改善
  8. しじみ味噌汁+豆苗=肝機能を元気にする
  9. あさり味噌汁+すりおろし生姜=代謝促進と腸内環境改善

忙しい毎日の中でも、インスタント食品を上手に活用しながら、

手軽に薬膳料理を楽しめる方法を見つけていきましょう。

あなたの食事スタイルが、より健康的で充実したものになる手助けができれば幸いです。

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最後までお読みくださりありがとうございます。

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