こんにちは。薬膳漢方マイスターのおにぎりです!
食育アドバイザーもやってます。
こんにちは。おこめです。
今回のテーマは海藻!効果バツグンです。
日本人にとっては古くからなじみ深いスーパーフード海藻。
わかめのお味噌汁、ひじきの煮物、もずく酢など。
今はダイエットとかでサラダにして食べる方多いですかね。
ちなみに、アメリカのレシピ雑誌「Eating Well」の2023年
食トレンド予測で海藻が5位にランクイン。
世界でも注目されているスーパーフード海藻。
子育てで忙しくなかなか自分の事が後回しになってるお母さん
や育ち盛りのお子さんに是非食べていただきたい食材です。
お母さんの美容効果とお子さんの発育効果、 海藻のW効果を
詳しくご紹介します。
1:まずは知っ得、海藻の種類。
海で育つ藻、海藻。大きく分けて3種類あります。
「緑藻類」、「褐藻類」、「紅藻類」の3種類。
それでは、「緑藻類」、「褐藻類」、「紅藻類」の3種類の
大まかな特徴をご紹介していきます。
・太陽の光が届く浅瀬に生えている。
・葉緑体を多く含んでおり、光合成に必要な「クロロフィルa」と「クロロフィルb」を
持っているため緑色をしています。
汁物、サラダ、天ぷらなどの料理に多く使われる海藻。
これぞバイプレイヤー!という感じの海藻。
・緑藻類より深いところに生えている。
・クロロフィルの他に「フコキサンチン」を含んでいるため褐色(黒っぽい色)
をしています。
味噌汁や酢の物などの料理に多く使われる海藻。
これぞ、ザ・海藻!
・海の深いところに生えている。
・クロロフィルのほかに、「フィコエリスリン」や「フィコシアニン」を含んで
いるため、紅色、黄紅色、暗紅色をしています。
おにぎり、サラダ、ところてんなどの料理に多く使われる海藻。
なんだかんだと必要な、最強のアシスト!
以上が、 3種類の特徴です。
もっと詳しく知りたい方は、農林水産省の海藻製品について
書かれているサイトをご覧ください。
続いては、メインのお母さんとお子さんに効果ある海藻をご紹介。
2:お母さんとお子さんの海藻はこれ!
お母さんの美容効果とお子さんの発育効果。
乾燥肌対策、骨の発育促進など効果別にご紹介です。
子どもの発育効果・美肌・美髪効果=こんぶ
ヨウ素の含有量は食品中トップレベルで、基礎代謝を高め、子どもの成長
ホルモンを活性化。
また、肌や髪に潤いやツヤを与えくれ、アンチエイジング効果もあります。
ダイエット効果 便秘解消効果=わかめ
水溶性食物繊維の含有量が多く、コレステロールを体外に排出しやすくする
働きがあり、便の排泄を促し、腸を刺激するなど腸内環境改善に役立ます。
骨の発育促進 乾燥肌予防=ひじき
カルシウムの含有量が多く、牛乳の約10倍。骨や歯の成長の他にも貧血、
肩こり、冷え性などにも効果があります。
また、フィコンタンニンというポリフェノールが豊富で皮膚を健康に保ちます。
皮膚の健康保持 疲労回復効果=あおさ
ビタミンAの含有量が多く、目や粘膜を健康に保ち、抵抗力をアップ。
また、ビタミンB群が糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出し疲労回復や
ダイエットをサポート。
筋肉を構成 美白効果=あまのり(のり)
たんぱく質の含有量が多く、身体の筋肉や皮膚を構成したり、代謝や免疫力
を高めます。
また、ビタミンCも豊富でメラニンの生成を抑えてシミを防ぎ、できてしまった
シミを薄くするダブルの美白効果があります。
海藻のほとんどに説明した栄養成分が大なり小なり含まれて
いますので、自分が好きと思う海藻をしっかり食べれば効果
は出てきます。
もちろん鮮度のいい海産物を食べてください。
北海道オホーツクの旬を彩る海産物はコチラ!
また、免疫力を高める食材で、体をしっかりサポートしてくれ
ますのでお子さんの風邪対策にもベスト。
免疫力について、香辛料と食器カラーの記事もありますので、
お子さんと、是非お読みください!
過剰摂取は逆に体調を悪くしてしまう可能性があると言われています。
特にヨウ素の摂り過ぎは、甲状腺の機能を低下させてしまう可能性がある
と言われているので気をつけましょう。
3:種類別、効果バツグン、簡単オススメ調理
栄養豊富な海藻、できるだけ吸収率が良い形で摂取する
のも大切なこと。
効果的な摂取のしかたは、油と一緒に食べること、
酢と一緒に食べること、この2点が吸収率アップの食べ方です。
こんぶにはグルタミン酸と呼ばれるうまみ成分が含まれているので、出汁をとる活用法が
オーソドックスですが、出汁をとった後でもミネラルや食物繊維など栄養がなくならない
ので捨てずに調理に使いましょう。
甘辛く炒めて佃煮、刻んで米酢ドレッシングでサラダ、こんぶ素揚げがオススメです。
わかめは、海藻の中でも食べやすく、お味噌汁など日常的に使われている食材。
わかめの栄養素β-カロテンは油と一緒に食べることで体内への吸収率がアップ
するので、ごま油を加えた和え物、天ぷらがオススメです。
さらに、お酢と一緒に食べるとフコイダンなどの栄養素が体内に吸収されやすく
なるので、茎わかめの酢漬け、酢味噌和えがオススメです。
ひじきは、カルシウムやビタミンが豊富。
油と一緒に摂取するとカルシウムの吸収率がアップし効果的に栄養を得ることができます。
オリーブオイルでサラダ、油揚げとの炒め物がオススメです。
あおさは栄養素β-カロテン(ビタミンAに変換)、カルシウムを豊富に含んでいます。
主に料理へのトッピングに使用されることが多く、使い勝手がいいです。
三杯酢の和物、天ぷらがオススメです。
スーパーフード海藻は、どんな食べ方でも栄養満点。
自分の好きな食べ方で飽きずに美味しく食べてください。
料理する時間があまりない方や、朝さっと栄養補給したい方はこちら!
ヌルねばスープ!私は朝の栄養補給に飲んでます。
作り方は簡単。お湯を注いで1分混ぜたら出来上がり。後は美味しくいただきます。
「かつお」「わかめ」「こんぶ」「オクラ」「ねぎ」「椎茸」「モロヘイヤ」
「明日葉」「寒天」など8〜14種類のヌルねば食材を使用していて、
6種類の味が楽しめます。私のオススメはのり味。
仕事で遅くなった日は、ご飯にのり味スープをかけてお茶漬け風に!
ぜひお試しください。
4:まとめ お母さんの美容とお子さんの発育、W効果
食事にちょっとアクセント的に海藻料理をプラスしてみてください。
週数回、海藻料理を続けて食べれば、お母さんもお子さんも、体に高い
効果が期待できます。
▶︎海藻の種類
「緑藻類」これぞバイプレイヤー!あおさ、あおのり、海ぶどうなど
「褐藻類」ザ・海藻!ワカメ、こんぶ、メカブ、ヒジキなど
「紅藻類」最強のアシスト!テングサ、あまのり、とさかのりなど
▶︎お母さんとお子さんの発育効果の海藻
オススメ簡単一品料理
甘辛く炒めて佃煮、刻んで米酢ドレッシングでサラダ、こんぶ素揚げ
オススメ簡単一品料理
ごま油を加えた和え物、天ぷら、茎わかめの酢漬け、酢味噌和え
オススメ簡単一品料理
オリーブオイルでサラダ、油揚げとの炒め物
オススメ簡単一品料理
三杯酢の和物、天ぷら
海産物は鮮度のいいものを厳選して食べてください。
北海道オホーツクの旬を彩る海産物はコチラ!
お母さんがキレイに、お子さんがスクスク成長、食べ物一つで
心も体も元気になります。
でも、食べ過ぎには要注意!栄養満点でいい食材も食べすぎると
体に悪い影響が出ますので。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。