
こんにちは。薬膳漢方マイスターのおにぎりです!
寒さが深まる冬は、心までぎゅっと縮こまりやすい季節。
気づけば「もっと頑張らなきゃ」と、自分を追い立ててしまう日もあります。
でも冬は、本来がんばる季節ではなく、
少しだけ自分を甘やかしていい時間なのだと思うのです。
温かい湯気、やさしい香り、ひと口でほどける安心感。
それは怠けではなく、心の温度を取り戻すための“整え方”。
罪悪感のいらない、ごほうびのような一皿が、
冬のあなたをそっと支えてくれます。
今日は、そんな“甘やかし食”の力を、静かに見つめてみましょう。
1:冬は「がんばる季節」じゃなく、「満たす季節」
冬になると、気力や集中力が落ちたり、
いつもより動けない自分に戸惑うことがあります。
でもそれは、怠けているのではなく、
体と心が「内側に向かう準備」を始めているサイン。
自然界でも、冬は成長を止める季節ではなく、
見えないところで力を蓄える大切な時間。
〇自分を満たす
〇ゆるめる
〇力を蓄える
そんな“内側を整える季節”です。
ととのえ哲学では、
この時期に無理をしないこと、
そして自分を甘やかすことを許すことも、
立派な「整え」だと考えます。
がんばることを手放すと心に少し余白が生まれます。
その余白こそが、春に向かうためのエネルギーになるのです。
がんばれない日があっていい。
少し立ち止まって、温かいものを選んでいい。
「今日はこれでいい」と、自分に言ってあげていい。
甘やかすことは、流されることではなく、
今の自分を正確に受け取ること。
冬は、厳しく管理するよりも、
やさしく満たすことで、
次の季節へ進む力が自然と戻ってきます。
2:冬におすすめの“甘やかし食”
冬の甘やかし食は、
「ちゃんと作る」より
「体がほっとするかどうか」が基準。
「ダメだと思いながら食べる」のではなく、
「今の私は、これを必要としている」と認めて選ぶ。
それだけで、同じ食べ物でも“整え”になります。
ここでは、ととのえ哲学的に
罪悪感なく、自分をゆるめるためのレシピを5つ紹介します。
〈整えポイント〉
外に向かいすぎた意識を、内側に戻す。
〈簡単レシピ〉
• おにぎりの表面に薄く味噌を塗る
• トースターで軽く焼く
味噌のコクは、冬の「足りない」をそっと埋めてくれます。
〈整えポイント〉
消化にやさしい温度ととろみが、心の負担までそっと軽くする。
〈簡単レシピ〉
• 冷やご飯を鍋に入れ、だしを注ぎ弱火で加熱
• 溶き卵を回し入れる
• 塩少々、仕上げにしょうがをひとかけ
噛まなくても食べられる“やわらかさ”は、
「今日は無理しなくていいよ」というサイン
〈整えポイント〉
甘さと温かさで、気持ちを内側からゆるめる。
〈簡単レシピ〉
• かぼちゃを切って鍋に入れる
• 少量の水で蒸し煮にし、塩をひとつまみ
自然な甘みは、冬にこわばった感情をほどく力があります。
〈整えポイント〉
白い食材は視覚的にも安心感を与え、心を静かに整える。
〈簡単レシピ〉
• ねぎを斜め薄切りにする
• 豆腐を大きめに切る(崩れても気にしない)
• 水と塩、しょうが少々で温める
• 仕上げにごま油を一滴
湯気の白さに顔を近づけるだけで、
胸の奥の冷たさがゆっくり溶けていきます。
〈整えポイント〉
甘さを我慢しない。でも、やさしく満たす。
〈簡単レシピ〉
• りんごを半分に切り、芯をくり抜く
• シナモンを少々、はちみつを少し
• トースターかオーブンで焼くだけ
温かい果物は、冬の心を静かにゆるめてくれます。
3:まとめ 甘やかすことは、未来の自分を整えること
冬に自分を満たせた人は、春に自然と動き出せます。
心にあたたかさがあると、次の季節の風が吹いたとき、
無理をしなくても、体はそっと前へ進んでいきます。
逆に、冬に我慢を重ねた人ほど、
春になってもどこか力が入ったまま、
「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い立ててしまうもの。
ととのえ哲学が伝えたいのは、
甘やかすこと=弱さではないということ。
それは、未来の自分が軽やかに歩き出すための、
静かで、確かな準備です。
冬は、外に向かうよりも、内側を整える季節。
あたたかい一皿や、ほっとする香り、
自分をゆるめる小さな習慣が、
心の奥に、やわらかな灯りをともしてくれます。
この冬は、罪悪感よりも、あたたかさを選んで。
その選択が、あなたを整え、
次の季節へと、やさしくつないでくれます。

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あなたへのおいしい食手紙 