意外と知らない栄養素の話!~七色野菜の基本~

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こんにちは。薬膳漢方マイスターのおにぎりです。

今回は栄養素の話です。

七色野菜という呼び方知っていますか。

フィトケミカルの色素成分を含む野菜や果物の事で

七つの異なる色で、それぞれ異なる栄養素をもっています。

七つの色は、赤・橙・黄・緑・紫・黒(アク成分)・白(香り成分)

この七色野菜は、強い抗酸化作用をもっていて免疫力を高めてくれるので、

複合的に組合せて食事に取り入れると健康維持の手助けをしてくれます。

非常に野菜が高い昨今ですが、たくさんの種類を少しずつ合わせて食べましょう。

それでは、七色野菜の基本をお伝えしていきます。

1:七色野菜の色素成分フットケミカルとは

植物に自然に含まれる化学物質のこと。

野菜や果物の色素・香り・苦味・あくなどの化学成分の総称

数千種類にも及び第七の栄養素と呼ばれています。

抗酸化作用や抗炎症作用などがあり、免疫力向上、老化抑制といった、

健康に生きる手助けをしてくれます。

主なフットケミカル

①ポリフェノール類

色素・あく・苦味成分

赤ワイン、ウコンなどに含まれる成分で、抗酸化作用や抗炎症作用があります。

アントシアニン、ルチン、カテキン、イソフラボンなどに含まれます。

②カロテノイド類

赤色・黄色・橙色の色素成分

ニンジン、トマト、パブリカなどに含まれる成分で、強い抗酸化作用があります。

カロテン、リコピン、カプサンチンなどに含まれます。

③イオウ化合物

強い刺激臭・辛味成分

にんにく、大根などに含まれる成分で、強い抗酸化作用や抗菌作用があります。

硫化アリル、イソチオシアネートなどに含まれます。

その他「テルペン類」「その他」と全部で5つに分類されます。

以上がフットケミカルの基本的な概要です。

続いては、色素ごとの野菜の種類と基本栄養。

2:七色野菜、色素ごとの野菜の種類と基本栄養

七つの色、赤・橙・黄・緑・紫・黒(アク成分)・白(香り成分)

それぞれの代表的な野菜と栄養素、効果をご説明します。

赤 色

代表的な野菜:トマト、赤ピーマン、赤唐辛子など

主な栄養素:リコピン、カプチサン

主な効果:抗酸化作用が強く、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・赤色に惹かれる心理状態=向上心とチャレンジ精神が高まっている時

・赤色を拒否する心理状態=エネルギー不足で疲れを感じている時

橙 色

代表的な野菜:ニンジン、かぼちゃなど

主な栄養素:β-カロテン、ゼアキサンチン

主な効果:美容の効果と目の健康を保つ

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・橙色に惹かれる心理状態=前向なエネルギーが充実している時

・橙色を拒否する心理状態=堅苦し窮屈な状況などから逃げたい時

黄 色

代表的な野菜:たまねぎ、とうもろこしなど

主な栄養素:フラボノイド、ルテイン

主な効果:血行促進と目の老化を防ぐ

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・黄色に惹かれる心理状態=自由奔放に自分の可能性を試したい時

・黄色を拒否する心理状態=周りに振り回されて疲れている時

緑 色

代表的な野菜:ブロッコリー、ほうれん草、小松菜など

主な栄養素:クロロフィル

主な効果:体のデトックスや解毒効果

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・緑色に惹かれる心理状態=リラックスや休息をもとめている時

・緑色を拒否する心理状態=現在の環境や人間関係に疲れている時

紫 色

代表的な野菜:なす、紫キャベツ、ビーツなど

主な栄養素:アントシアニン

主な効果:生活習慣病の予防や目の健康をキープ

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・紫色に惹かれる心理状態=精神的にデリケートで傷つきやすい時

・紫色を拒否する心理状態=不安定な状況や環境をさけたい時

黒 色

代表的な野菜:ごぼう、じゃがいもなど

主な栄養素:クロロゲン酸、カテキン

主な効果:血糖調整やコレステロールを減らす

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・黒色に惹かれる心理状態=ストレスやプレッシャーに勝ちたい時

・黒色を拒否する心理状態=人間関係や環境を変えたい時

白 色

代表的な野菜:大根、にんにく、ネギなど

主な栄養素:イソチオシアネート、硫化アリル

主な効果:食欲増進や血流促進

ONIGIのカラー心理ワンポイント

・白色に惹かれる心理状態=新たな目標をスタートしたい時

・白色を拒否する心理状態=自信がなく物事の挑戦を避けたい時

いかがですか?

赤・橙・黄・緑・紫・黒(アク成分)・白(香り成分)、

各色素ごとに効果の違いはありますが、

基本的には強い抗酸化作用で免疫力を高めてくれます。

3:まとめ 七色野菜の話

七色野菜の色素成分フットケミカルとは、

野菜や果物の色素・香り・苦味・あくなどの化学成分の総称で

全部で5つに分類されています。

  • ポリフェノール類
  • カロテノイド類
  • イオウ化合物
  • テルペン類
  • その他

フィトケミカルの色素成分を七つの異なる色で分類した

七色野菜の代表的な野菜と栄養素、効果。

七つの色は、赤・橙・黄・緑・紫・黒(アク成分)・白(香り成分)

赤 色

  • 代表的な野菜:トマト、赤ピーマン、赤唐辛子など
  • 主な栄養素:リコピン、カプチサン
  • 主な効果:抗酸化作用が強く、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果

橙 色

  • 代表的な野菜:ニンジン、かぼちゃなど
  • 主な栄養素:β-カロテン、ゼアキサンチン
  • 主な効果:美容の効果と目の健康を保つ

黄 色

  • 代表的な野菜:たまねぎ、とうもろこしなど
  • 主な栄養素:フラボノイド、ルテイン
  • 主な効果:血行促進と目の老化を防ぐ

緑 色

  • 代表的な野菜:ブロッコリー、ほうれん草、小松菜など
  • 主な栄養素:クロロフィル
  • 主な効果:体のデトックスや解毒効果

紫 色

  • 代表的な野菜:なす、紫キャベツ、ビーツなど
  • 主な栄養素:アントシアニン
  • 主な効果:生活習慣病の予防や目の健康をキープ

黒 色

  • 代表的な野菜:ごぼう、じゃがいもなど
  • 主な栄養素:クロロゲン酸、カテキン
  • 主な効果:血糖調整やコレステロールを減らす

白 色

  • 代表的な野菜:大根、にんにく、ネギなど
  • 主な栄養素:イソチオシアネート、硫化アリル
  • 主な効果:食欲増進や血流促進

七色野菜をまんべんなく取り入れ病気をしっかり予防していきましょう。

健康な体と精神には毎日の食生活と運動が重要になってきます。

毎日、美味しい料理を美味しくいただきましょう!

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最後までお読みくださりありがとうございます。

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