夏の胃バテ! 10の旬な食べ物と7つの食事のコツで解決。

ONIGIRI
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こんにちは。薬膳漢方マイスターのおにぎりです。

夏になると・・・

・夏バテなのか胃が痛い

・胃が持たれている感じで食欲がない・・・

・水分を控えるようにしてるけど下痢気味で・・・

・体がだるくて吐き気がする!

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よく聞く言葉です。それは胃バテ

高温多湿の時期、漢方の考え方では、身体の内側に「湿」がたまり

胃腸の働きを司る「脾」が弱っていということです。

この記事は、食べ物胃バテ予防・改善する方法です

胃腸改善に良い特徴を持つ食材、その食材を使った調理法、

そして食事のコツで解決します。

1:胃バテの原因と胃の状態チェック

胃バテの主な症状です。

  • 食欲不振、胃もたれ →→→ 発汗と冷たい水分の摂り過ぎ。
  • 胸やけ →→→ 冷たい水分やアルコールなどの摂り過ぎ。
  • 胃痛 →→→ 夏の寒暖差疲労と過度の心身のストレス。

「胃バテ」の原因は、自律神経のオーバーワーク胃の冷え

自律神経の大事な働きのひとつに、気温が高くても低くても、

体温を37℃前後に保とうとする体温調節機能があります。

夏の厳しい暑さや冷房などの影響によって、5℃以上の寒暖差

になった場合、自律神経に大きな負担となり、体温調節の

バランスが乱れて胃の働きも低下してしまいます。

そして、冷たいものを食べたり飲んだりすることで、胃内の温度

急激に下げてしまい、血流が悪くなり胃の働きが低下

漢方では、

高温多湿の夏場、身体の内側にも「湿」がたまり「湿邪」の影響が出やすくなります。

「湿」に影響が出やすいのが、胃腸の働きを司る「脾」

「脾」は、食物を消化吸収し養分を全身に巡らせる働きがあり

「脾」が弱ると胃腸の不調が出やすくなります。

漢方の舌の状態でカラダの状態を予測する“舌診”という診断方法で

今の状態を確認してみましょう。

① / 舌苔の量をチェックしましょう。
舌の苔の量は胃腸にたまった消化し切れなかったものの量。

胃腸が弱って消化機能が落ちてくると舌の苔が厚くなる傾向があるので、

いつもより舌の苔が厚くなってきたら注意

② / 舌苔の色をチェックしましょう。
健康な苔の色は薄い白色ですが、黄色い苔になった場合

胃腸が弱って熱がこもっているサイン”と言われています。

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舌診を行い今の状態を確認してみて下さい。

胃バテに関係する夏バテについての記事もありますので、

合わせてお読みください。

続いては、胃バテに効果的な食材をご紹介します。

もう胃バテになっている方は、とにかくこの食材を覚えてください

パート3では、この食材を使った料理をご紹介します。

もちろん予防効果もあります!

2:胃バテにいい10の食材で予防・改善

胃バテに効果的10の旬食材をご紹介します。

かぼちゃ、とうもろこし、ピーマン、枝豆、もも、ナス、ゴーヤ、

オクラ、トマト、びわ。

まずは、体を温めたり、温冷偏っていない食材

温性・平性の旬食材

かぼちゃ=脾・胃

  • 血行促進して体を温める
  • 胃腸の働きを活性化

主な栄養素=ビタミンC・ビタミンE・β-カロテン

とうもろこし=大腸・胃

  • 体内の余分な水分を排泄
  • 消化を促す

主な栄養素=食物繊維・炭水化物・ビタミンB・E・ミネラル

ピーマン=心・脾

  • 胃腸の働きを活性化

主な栄養素=食物繊維・ビタミンC・β-カロテン

枝豆=脾・大腸・胃

  • 胃腸の働きを活性化
  • 水分代謝をよくする

主な栄養素=たんぱく質・ビタミンB・ビタミンC・β-カロテン

もも=肝・脾・大腸・胃

  • 腸を潤す

主な栄養素=ペクチン・カリウム・ビタミンC・ビタミンE

続いては、体を冷やす食材。

体を冷やす食材は胃腸を冷やし逆効果と思われますが、体に溜まった

余分な熱を覚まし、脾を元気にする効果があります。

ただし、注意が必要で冷房がガンガンに効いた場所で食べたりすると

体が冷えすぎてしまうので要注意。

食べるときは、室内をあまり冷やさないようにするとか、火を通した

温かい料理にしたりするとかにしましょう。

涼性・寒性の食材

ナス=脾・大腸・胃

  • 胃腸の働きを活発にする
  • 食欲増進

主な栄養素=ナスニン・カリウム・食物繊維

ゴーヤ=心・脾・胃

  • 胃液の分泌を促進
  • 胃腸の働きを整える

主な栄養素=ビタミンC・カリウム・食物繊維

オクラ=肺・肝・胃

  • 腸の働きを整える

主な栄養素=食物繊維・ビタミンK・葉酸

トマト=肝・脾・胃

  • 消化を促進する
  • 胃の働きを整える

主な栄養素=リコピンやビタミンC、β-カロテン、食物繊維

びわ=肝・脾・肺

  • 胃の働きを整える
  • 食欲増進

主な栄養素=β-カロテン、β-クリプトキサンチン・ビタミンB6・ビタミンC

以上が、胃バテに効果的な10の旬食材です。

でも普段、遅くまで仕事をしていたり、育児で大変だったりなど、

旬の食材を買いに行く時間がない方、結構いらっしゃいます。

そういう方は無理せず、旬の食材や無農薬を扱う簡単便利

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ここまでは食材のみで、では、どうやってこの食材を料理して食べるかが

知りたいところです。次は胃バテ対策料理をご紹介します。

3:胃バテ、予防と改善の簡単で効果的な料理

胃バテに効果的な料理をご紹介します。

もちろん予防効果もありますので、胃がちょっと気になる、

舌診で少しサインが出てきている方も参考にしてください。

かぼちゃとにんじんのサラダ

胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。

 調理方法 

  1. かぼちゃを5mm程度にスライス。
  2. にんじんを好みの大きさに薄切り。
  3. かぼちゃ、にんじんをごま油で火が通るまで中火で炒める。
  4. 出来上がったら皿にのせ、和風系ドレッシングをかける。
  5. 薬味にねりニンニクを少々。
その他料理
  • かぼちゃと鶏肉のスープ=胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。
  • かぼちゃの白ごま和え=腸を潤し、便秘改善にも効果。
とうもろこしとじゃがいもスープ

胃の働きを高める。

 調理方法 

  1. じゃがいもを5mm程度の厚さに切る。
  2. 鍋に洋風スープの素を小さじ1と水2カップを入れる。
  3. じゃがいもを入れて柔らかくなったらとうもろこしを入れる。
  4. 塩、コショウで味を整える。
その他の料理
  • とうもろこしとわかめの酢の物=余分な熱を取り胃を整える。
  • とうもろこしとニラのおやき=胃腸の消化を高める。
ピーマンとマッシュルームの炒めもの

胃腸の働きを良くする。

 調理方法 

  1. ピーマンを千切りにする。
  2. マッシュルームを薄切りにする。
  3. ピーマン、マッシュルームをオリーブ油で炒める。
  4. 塩、コショウで味を整える。その他の料理
その他の料理
  • ピーマンと鶏肉の炒め物=胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。
  • ピーマンのおかか煮=弱った胃腸を改善する。
枝豆の梅サラダ

胃腸の働きを良くする。

 調理方法 

  1. 枝豆は塩ゆでし、さやから出す。
  2. 梅干しは種を取り細かく刻み、イタリアンドレッシングを混ぜる。
  3. サラダ菜を敷いた器枝豆をのせる。
  4. 梅を混ぜたイタリアンドレッシングをかける。
その他の料理
  • 枝豆ととうもろこしサラダ=W旬食材で胃の働きを高める。
  • 枝豆とわかめの炊き込みごはん=胃を整える。
辛子ナス

胃腸の働きを改善。

 調理方法 

  1. ナスを薄く半月切りにし、塩でもむ。
  2. 水を入れたボウル等に、塩でもんだナスを入れ15分程おく。
  3. しょうゆと練りがらしを好みの量合わせて調味料を作る。
  4. ナスの水気をしぼって、調味料に10分ほどなじませる。
  5. 薄切りにしたみょうがを加える。
その他の料理
  • ナスとピーマンのスープ= W旬食材で胃の働きを整える。
  • ナスのニンニク炒め=胃腸の働きを良くする。
ゴーヤの肉巻き

胃腸を整える

 調理方法 

  1. ゴーヤ細長く切り、ゴーヤの苦みを取る。
  2. 豚肉をゴーヤに巻き、オリーブオイルで炒める。
  3. 全体に火が通ったら酒をふりかけ、弱火にして蓋をする。
  4. 3分程度したらみりん、砂糖、醤油を合わせて軽く煮詰める。
  5. 塩、コショウで味を整える。
その他の料理
  • ゴーヤととうもろこしの天ぷら=W旬食材で胃の働きを整える。
  • ゴーヤと豆腐の生姜添え=胃腸の潤い補給。
オクラとなめこの味噌汁

胃の粘膜を保護し消化を促進。

 調理方法 

  1. 鍋に水と出汁パックを入れる。
  2. なめこを水洗いし、熱湯で1分加熱してざるにあげる。
  3. オクラはへたの先端を切って熱湯で2分ほど茹でる。
  4. 茹であがったオクラは8mm幅程度にに切る。
  5. 鍋を沸騰させ、なめこを入れて中火で1分程度加熱。
  6. 弱火にしてみそを溶き入れ、泡が出てきたら火を止める。
  7. お椀に味噌汁をよそい、オクラを適量入れる。
その他の料理
  • オクラと鶏肉の煮物=胃腸の働きを高める。
  • 海苔入りオクラ納豆=便通をそくす。
トマトと牛肉の炒め物

胃腸の働きを活発にする。

 調理方法 

  1. 牛肉を好みの大きさに切り、トマトはひと口大の乱切りする。
  2. ごま油を熱して牛肉を炒め、塩、こしょうをふる。
  3. トマトを入れて手早く炒め合わせる。
  4. しょうゆとお酒を適量加え強火でさっと炒める。
その他の料理
  • トマトとキャベツのスープ= 胃の粘膜を整える。
  • トマトの卵炒め=体の余分な熱を取り消化を促進。

ももとびわはそのまま食べるのがベストです。

以上が簡単かつ効果的な料理です。

代表的な料理は作り方が書いてありますので、自分なりにアレンジして

調理してみてください。

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続いて、最後に胃バテしない食事のコツをご紹介します。

この食事のコツがかなり重要です!

4:胃バテしないための食事のコツ

ここでは、胃バテしない食事のコツ7つご紹介します。

当たり前のようで意外とできていない事です。

かなり重要ですので是非実践してください。

1日3食、全てを12時間以内に済ませる

朝食から夕食までが12時間以内で収めましょ。

できるだけ12時間以内を意識して食事サイクルを考えてみましょう。

夕食がどうしても21時以降遅くなる場合は、17〜18時頃に一度、軽食事を

とるようにしましょう。

②朝:昼:夜の食事は3:3:4

3食の摂取エネルギー配分は3:3:4が理想。

夕食のドカ食いはせず、バランス良く食べましょう。

就寝2~3時間前には夕食を済ませるように。

量より質を重視しよう

体力をつけるためにも、たくさん食べなきゃ」と無理してしまうと、胃腸に負担を

かけてしまいます。

また、夏バテ対策でスタミナをつけようと、焼き肉のようなこってりしたものを食べる

のはかえってNGです。

1つの食品をたくさん食べるのではなく、できるだけさまざまな種類の食品をバランス良く

少量でも食べることが大切です。

④水分補給は常温

水分補給は、胃を冷やさないように常温で飲みましょう

一度に大量に飲むのではなく、少量ずつゆっくり飲んでください

冷たいものの後は、温かいお茶

そうめんや冷やし中華、ビール、アイスクリームなど冷たいものを食べたり飲んだりした

あとには、温かいお茶を一杯飲むようにして胃の冷え過ぎを防止しましょう。

⑥刺激の強い飲食物を摂りすぎない

アルコール、カフェイン、炭酸飲料、酸味の強いもの、油分の多い物などの

過剰摂取は胃粘膜を痛めたり、胃液が分泌されすぎるので、量を考え摂取する

ようにしましょう。

⑦香辛料をうまく使う

香辛料は胃の働きを良くし消化を助けます

食欲がない時などは食欲を増進させる手助けになります。

胃が弱っている時は香辛料が胃壁への直接的な刺激となり逆効果

香辛料について別の記事がございますので、合わせてお読みください。

胃バテの悩みを解決するのに、

とても大事なので是非、実践してください!

5:まとめ 胃バテの悩みを食べ物で解決。

胃バテは、食べ物でちゃんと予防・改善ができます。

「胃バテ」の原因は、

・自律神経のオーバーワーク

・胃の冷え

▶︎漢方の診断方法“舌診”で胃バテチェック

①舌苔の量をチェックしましょう。
 いつもより舌の苔が厚くなってきたら注意。

②舌苔の色をチェックしましょう。
 黄色い苔になった場合は胃腸が弱って熱がこもっているサイン。

胃バテに効果的な10の旬食材
  • かぼちゃ=血行促進して体を温める
  • とうもろこし=体内の余分な水分を排泄
  • ピーマン=胃腸の働きを活性化
  • 枝豆=胃腸の働きを活性化
  • もも=腸を潤す
  • ナス=胃腸の働きを活発にする
  • ゴーヤ=胃液の分泌を促進
  • オクラ=腸の働きを整える
  • トマト=消化を促進する
  • びわ=胃の働きを整える

普段、遅くまで仕事をしていたり、育児で大変だったりなど、

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胃バテに効果的な料理
  • かぼちゃとにんじんのサラダ=胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。
  • かぼちゃと鶏肉のスープ=胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。
  • かぼちゃの白ごま和え=腸を潤し、便秘改善にも効果。
  • とうもろこしとじゃがいもスープ=胃の働きを高める。
  • とうもろこしとわかめの酢の物=余分な熱を取り胃を整える。
  • とうもろこしとニラのおやき=胃腸の消化を高める。
  • ピーマンとマッシュルームの炒めもの=胃腸の働きを良くする。
  • ピーマンと鶏肉の炒め物=胃腸を温めるW効果で胃腸を整える。
  • ピーマンのおかか煮=弱った胃腸を改善する。
  • 枝豆の梅サラダ=胃腸の働きを良くする。
  • 枝豆ととうもろこしサラダ=W旬食材で胃の働きを高める。
  • 枝豆とわかめの炊き込みごはん=胃を整える。
  • 辛子ナス=胃腸の働きを改善。
  • ナスとピーマンのスープ= W旬食材で胃の働きを整える。
  • ナスのニンニク炒め=胃腸の働きを良くする。
  • ゴーヤの肉巻き=胃腸を整える。
  • ゴーヤととうもろこしの天ぷら=W旬食材で胃の働きを整える。
  • ゴーヤと豆腐の生姜添え=胃腸の潤い補給。
  • オクラとなめこの味噌汁=胃の粘膜を保護し消化を促進。
  • オクラと鶏肉の煮物=胃腸の働きを高める。
  • 海苔入りオクラ納豆=便通をそくす。

ひとり暮らし、働くパパ・ママ、育児中のパパ・ママ、毎日の食事作りも大変。

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胃バテしないための食事7つのコツ
  1. 1日3食全てを12時間以内に済ませる。
  2. 朝:昼:夜の食事は3:3:4。
  3. 量より質を重視しよう。
  4. 水分補給は常温。
  5. 冷たいものの後は、温かいお茶。
  6. 香辛料をうまく使う。
  7. 刺激の強い飲食物を摂りすぎない。

胃バテをすると、体全体体調不良を起こす場合があり、仕事にも私生活にも

大きな影響を及ぼしかねないです。

日々の小さな積み重ねが、明暗を分けることになりますので一つ一つコツコツ

実践して体調管理をしてください。

ONIGIRI
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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